「天神社」や天満宮は、全国で一万余りあるとされている。これは、学問の神として菅原道真を祭ったものである。道真は、平安時代の中ごろ、学者の家柄としては異例の出世をとげて右大臣にまでのぼったが、延喜元年(901年)、九州太宰府へ左遷されたことで知られる。 京都から船で宇治川を下って瀬戸内海を通って行ったのだが、途中で各地に伝説を残し、各地に祭られる天神社の由来となっている。道真は2年後に九州で没し、その後、道真の霊は雷神となって都周辺に祟りをおこしたといわれ、数十年後には政治的にも復権され、北野天神にも祭られた。 しかし、もともとは雷神として祭られた「天神社」も多かったということである。そういう天神社では後に菅原道真も合わせまつられるようになったといわれている。

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